はじめに:なぜアプリのアップデートが重要か
ドコモのアプリも含めて、スマホに入っているアプリは定期的なアップデートがとても大切です。アップデートを行うことで以下のようなメリットがあります:
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新機能の追加や使い勝手の改善
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セキュリティの強化(脆弱性の修正など)
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不具合(バグ)の修正
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最新 OS との互換性の確保
逆にアップデートをしないまま使っていると、アプリがクラッシュしやすくなったり、セキュリティリスクが高まったりします。このガイドでは、Android・iPhone 両方でドコモアプリを安全に・確実にアップデートする手順を説明します。
目次
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Android でのアップデート方法
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iPhone でのアップデート方法
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自動アップデートの設定と管理
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アップデートできない・更新が反映されないときのチェックポイント
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通信環境・ストレージ容量の確認
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アップデート後の動作確認・トラブル回避のヒント
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よくある質問(FAQ)
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まとめ:アップデートを習慣にするためのチェックリスト
1. Androidでのアップデート方法
ドコモの Android スマホでドコモアプリを最新バージョンにアップデートする手順は次の通りです。
ステップバイステップ
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ホーム画面でアプリ一覧アイコン(四角い□が複数並んでいるアイコンなど)をタップしてメニューを開く
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「設定」を探してタップする
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画面を上にスワイプしてメニューをスクロールすると、「ドコモのサービス/クラウド」という項目が見つかるのでタップ
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「ドコモアプリ管理」を選択
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ドコモアプリのアップデート画面が表示されるので、「すべてアップデート」ボタンをタップ
これで一括アップデートが開始され、利用可能なアップデートがあるドコモアプリが順に更新されます。
注意点・ヒント
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ドコモアプリ管理で一括アップデートを行うと、複数のアプリがまとめてアップデートされるため、操作が楽ですが、その間に他の処理が遅くなる可能性があります。時間の余裕があるときに行うと良いです。
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アップデート中は安定した Wi-Fi 接続を使うとデータ通信量を節約できます。
2. iPhoneでのアップデート方法
iPhone でドコモアプリをアップデートするには、App Store を利用します。手順は以下の通りです。
ステップバイステップ
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ホーム画面から App Store を開く
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画面下部にある「アップデート」タブをタップする
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アップデート可能なアプリ一覧が表示されるので、ドコモ関連アプリを探す
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対象のアプリの「アップデート」ボタンをタップするとアップデートが始まる
自動アップデートをオフにする方法(必要な時だけ手動でアップデートしたい人向け)
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「設定」アプリを開く
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「iTunes Store と App Store」または「App Store の設定」へ移動
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「アプリのアップデート」という項目があり、それをオフにする
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これで自動更新が停止し、手動でアップデートする形式になります
3. 自動アップデートの設定と管理
アップデートを忘れがちな人は、自動更新を活用することで常にアプリを最新の状態に保てます。ただし、設定を間違えると通信量や操作体験に悪影響が出ることもあります。
Androidでの自動アップデートの管理
(Android の機種やドコモの OS バージョンによって操作が多少異なりますが、おおよその流れは以下の通りです)
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「Play ストア」の設定で「アプリの自動更新」をオンにするオプションがあるものがあります
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ただしドコモアプリ管理で自動アップデートを行う設定が可能であれば、それをオンにする
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Wi-Fi 接続時のみ自動アップデートさせる設定があれば、有効に設定することで通信量を抑える
iPhoneでの自動アップデート管理
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「設定」→「App Store」へ進む
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「App のアップデート」スイッチをオンに(有効にする)
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「モバイルデータ通信でのダウンロード」をオフにすれば大きなアップデートも Wi-Fi 接続時に限定できる
4. アップデートできない・更新が反映されないときのチェックポイント
アップデートがうまくできない・アップデート後に新機能が反映されないときは、次の点を確認してみてください。
主な原因と対策
状況 | 原因として考えられるもの | 対策案 |
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アップデートボタンが押せない | OSバージョンが古い/アプリの動作要件を満たしていない | OSを最新バージョンに更新する |
アップデート中にエラーが出る | ネットワークが不安定/ストレージ不足 | Wi-Fiに切り替える・ストレージ空き容量を確保する |
更新しても機能が変わらない | アプリキャッシュが古い/端末を再起動していない | キャッシュのクリア・スマホの再起動を試す |
自動アップデートが勝手にオフになっている | 設定が変更されている・更新ポリシーが機種で異なる | 設定画面を再確認する |
5. 通信環境・ストレージ容量の確認
アップデートを行う際に無視できない要素が通信環境と本体の空き容量です。これらが足りないとアップデートが途中で失敗したり、アプリが正常に動作しなくなったりします。
通信環境に関するポイント
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Wi-Fi 接続環境が望ましい
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モバイル通信を使う場合、回線速度・データ容量の制限を確認
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電波が弱い場所ではアップデートを控える
ストレージ容量のチェック
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本体ストレージに十分な空きスペースがあるか確認(アップデートされるアプリのサイズ+余裕を持って)
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不要なアプリ・キャッシュ・写真・動画などを整理する
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外部ストレージ(SDカード)対応の機種であれば利用可能なものを活用する
6. アップデート後の動作確認・トラブル回避のヒント
アップデートが完了した後に押さえておきたい確認項目と、万が一不具合が起きたときの回避策です。
動作確認でチェックすべきこと
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アプリが起動するかどうか
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新機能が追加されたかどうか(アップデート情報をチェック)
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通知・設定・ログインなどの基本機能が正常かどうか
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バッテリー消費に異常がないか
トラブル回避のヒント
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アップデート前にアプリのバックアップを取る(必要であれば)
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アップデート直後は負荷が高くなることがあるので、しばらく操作を控えて様子を見る
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アプリが重くなると感じたら、一度キャッシュクリアまたはアンインストール/再インストールを検討する
7. よくある質問(FAQ)
Q1. ドコモアプリが自動でアップデートされないのはなぜ?
→ 自動更新がオフになっている、通信が Wi-Fi 条件のみになっている、利用中の OS が自動更新非対応の機種であるなどの理由が考えられます。
Q2. アップデートしてから動きがおかしくなった
→ アプリのキャッシュを消す・アプリのデータをクリアする・スマホを再起動する・最新版のアプリバージョンに更新されているか確認。
Q3. アプリ更新時にパスワード認証などが必要になることがある?
→ Google Play / Apple ID などのアカウントがログイン状態でない/支払い情報が古いなどで認証が必要になる場合があります。
Q4. 古いバージョンを使い続けても問題ないか?
→ セキュリティリスクが高くなるほか、新しい機能が使えない、バグ修正がされないため不具合が残る可能性があります。
Q5. アップデートの通知がうるさいので止めたい
→ 通知設定で「アップデート情報通知」をオフにする・App Store や Play ストアの通知設定をカスタマイズする。
8. まとめ:アップデートを日常の習慣に
アプリアップデートは、「後から問題が出てから慌てる」のを防ぐための予防策です。以下のチェックリストを習慣にできるようにしておくと安心です。
✅ チェックリスト
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定期的にドコモアプリ管理画面か App Store / Play ストアのアップデート画面を確認する
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自動アップデートを設定しておく(Wi-Fi のみ等条件付きが望ましい)
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通信環境と空きストレージのチェックを忘れない
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新しいアップデートの内容をリリースノートで確認する(セキュリティ修正など重要な情報が含まれることがある)
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問題が起きたらキャッシュクリア・再起動など基本的な対処を試す