ドコモデータコピーはサービス終了|機種変更後のデータ移行方法と代替手段

機種変更を始めようとして「ドコモデータコピーが見つからない」「アプリを開いても移行できない」と困っていませんか。操作を間違えたのではなく、ドコモデータコピーはすでにサービスを終了しています。

以前の記事や古いスマホの説明書には、ドコモデータコピーを使う手順が残っています。しかし現在は、移したいデータと新旧端末の組み合わせに応じて、別の方法を選ぶ必要があります。

大切なポイント

新しい端末を初期設定する前に、古い端末が起動するか、Google・Apple・LINEなどのログイン情報が分かるかを確認してください。古い端末を初期化・下取りへ出すのは、必要なデータが新端末で開けることを確認したあとです。

ドコモデータコピーが使えない理由

ドコモはデータ移行アプリの提供を2024年8月以降順次終了し、現在の公式ページでもドコモデータコピーを「サービス終了」と案内しています。そのため、再インストールやアップデートだけでは利用できない場合があります。

なお、ドコモショップに設置されている専用機器「DOCOPY(ドコピー)」と、スマホアプリの「ドコモデータコピー」は別物です。名前が似ていますが、DOCOPYは店舗で利用する機器です。

まず移したいデータを分ける

データ移行は、一つの方法ですべてをコピーできるとは限りません。次のように分けて考えると失敗しにくくなります。

  • 電話帳:Googleアカウント、iCloud、端末メーカーの移行機能
  • 写真・動画:Googleフォト、iCloud写真、パソコン、SDカード
  • LINE:LINEアプリ内の引き継ぎ設定とバックアップ
  • おサイフケータイ:電子マネーごとの機種変更手続き
  • 認証アプリ・銀行アプリ:各サービスの再登録や移行手続き
  • ドコモメール:クラウド上のメールと端末内だけのメールを分けて確認

AndroidからAndroidへ移行する方法

  1. 古い端末をWi-Fiへ接続し、Googleアカウントの同期を確認する
  2. 写真や動画のバックアップが完了しているか確認する
  3. LINE、おサイフケータイ、認証アプリを個別に引き継ぐ
  4. 新しいAndroidの初期設定で、以前の端末からデータをコピーする項目を選ぶ
  5. ケーブル接続または無線転送を行う
  6. 新端末で電話帳、写真、アプリを開いて確認する

メーカーによって「データコピー」「端末間移行」など名称が異なります。画面上に古い端末との接続案内が出た場合は、その手順を優先してください。

iPhoneからiPhoneへ移行する方法

新旧iPhoneが手元にある場合は、Appleのクイックスタートを利用できます。両方の端末を充電し、Wi-FiとBluetoothを有効にして近くへ置きます。新しいiPhoneの案内に従い、旧iPhoneのデータを転送してください。

転送後も、交通系IC、決済アプリ、銀行アプリなどで再認証が必要になることがあります。「ホーム画面にアプリが並んだ」だけで完了と考えず、重要なアプリを一つずつ開きましょう。

AndroidとiPhoneの間で移行する場合

OSが変わる機種変更では、移せないアプリデータや購入済みコンテンツがあります。AndroidからiPhoneはAppleの移行機能、iPhoneからAndroidは新しいAndroidの初期設定やメーカー提供の方法を利用します。

LINEのトーク履歴などは、同じOS間と異なるOS間で移行できる範囲が異なることがあります。機種変更直前に、利用中アプリの最新案内を確認してください。

ドコモショップのDOCOPYを利用する方法

自分で移行できない場合は、ドコモショップに設置されたDOCOPYを利用できることがあります。電話帳、画像、動画、メールなどが対象ですが、機種やデータによって移行できないものがあります。ahamo端末は非対応と案内されているため、来店前に対象機種と店舗の対応状況を確認してください。

DOCOPYだけを唯一のバックアップにせず、可能ならクラウドやパソコンにも大切なデータを保存しましょう。

古いバックアップがある場合の注意点

サービス終了したアプリでSDカードへ作ったバックアップは、現在の端末やアプリでは復元できない場合があります。一方、DOCOPYで作成したCD・DVDについては、公式ページで復元を引き続き利用できると案内されています。

バックアップ媒体がある方は、上書きや初期化をせず、そのままドコモショップへ相談してください。

データ移行でよくある失敗

古い端末を先に初期化した

クラウドへ保存されていないデータは戻せない可能性があります。下取り前には、新端末で写真・連絡先・LINE・決済アプリを確認してください。

アプリは移ったが中身がない

アプリ本体とアプリ内データは別です。再ログインや、サービスごとのバックアップ復元が必要です。

写真の転送が途中で止まる

端末を充電し、安定したWi-Fiを使い、画面を不用意に閉じないようにします。写真が多い場合は数時間かかることもあるため、外出直前の作業は避けましょう。

まとめ

ドコモデータコピーが動かないのは、設定ミスではなくサービス終了が原因の場合があります。現在はGoogle、Apple、端末メーカーの移行機能と、各アプリ個別の引き継ぎを組み合わせるのが基本です。

最も大切なのは、古い端末を初期化する前に、新端末で必要なデータを実際に開いて確認することです。自力での移行が難しい場合は、DOCOPYの対応機種と店舗を確認して相談してください。

参考:NTTドコモ「ドコモデータコピー(サービス終了)」「DOCOPY(ドコピー)」(2026年7月確認)