iPhoneSEの調子がどうしてもおかしい時は、修理に出すことを考える前に、まず慌てずに試してほしい方法がある。SIMカードの接触不良確認と強制リセットだ。
iPhoneSEのアプリが急激に遅くなってしまった、そんな時はSIMカードの接触不良による不具合の可能性がある。
iPhoneSEの電源をオフにしたあと、SIM取り出しツールを差し込んでSIMカードを引き出し、再び元に戻してみよう。
これで接触不良が原因の場合は改善される。また完全にフリーズしてしまった場合は強制リセットを試してみよう。
手順が少しややこしいことが素早くボタンを押して行くのがコツだ。
修理に出す前にまずは試してみよう
1.急に動作が遅くなったときは電源オフ
サイドボタンと音量ボタン(上下いずれか)を同時に長押しするとスライドで電源オフの表示がでる。一番上のマークを指で右方向にスライドさせて電源をオフにしよう。
2.ツールを穴に差し込む
電源がオフになったらiPhoneSE右側にある穴に「SIM取り出しツール」を差し込むと、SIMカードの乗ったトレイが少し出てくる。
ツールがない場合はペーパークリップなどでも代用は可能だ。
3.SIMカードトレイを取り出し再び戻す
SIMカードを取り出してもう一度設定し、再び元の状態に戻す。その後サイドボタンを長押しして電源をオンにしよう。SIMカードの接触不良が原因のトラブルであればこの方法で解消される。
4.フリーズしている場合は強制リセット
iPhoneSEがフリーズしてしまい画面が操作できない場合は強制リセットを試そう。最初に音量ボタンの上を押してすぐ離し、次に下を押してすぐ離し、続けてサイドボタンを長押しする。
5.Appleロゴマークが表示されれば成功
サイドボタンの長押し中、手順1の画面が表示されるが構わず無視して10秒ほど押し続ける。すると電源がオフになり、続いてAppleロゴマークが表示されて再起動される。
6.ロック画面が表示されたら強制リセット完了
Appleロゴマークが2度ほど表示されたあとこのようなロック画面が表示される。これで強制リセットか完了だ。その後は通常操作をして動作が改善されているか確認してみよう。